
「ちょっちゅね〜」といえば、沖縄のあの有名なボクサー・具志堅用高さんの口癖として知っている人も多いはず。実はこの「ちょっちゅね」、沖縄生まれのお菓子の名前でもあるのだ。
沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」で見つけた沖縄サンゴ株式会社の「ちょっちゅね」。今回購入したのは一番スタンダードっぽい「ちょっちゅね こつぶ」(356円)。

ネーミングはあの名セリフ?
この「ちょっちゅね」という名前。具志堅さんのセリフに関係あるのだろうか?はたまた沖縄の方言なのだろうか?

気になったので沖縄サンゴ株式会社に問い合わせしてみたところ、ネーミングの由来は不明とのこと。沖縄でちょっちゅねと言われると、どうしても具志堅さんを思い浮かべてしまう…。
ちなみに具志堅さんの「ちょっちゅね~」は「そうですね」という意味。「そうっすね~」が「ちょっちゅね~」に聞こえたのが元だとか。「ちょっとね」の方言と勘違いされがちだけど「ちょっちゅね」は沖縄の方言ではないのだ。
サンゴって食べられるの?
名前の次に気になるのが、パッケージに書いてある「サンゴのカルシウム入り」というところ。サンゴってあの海にいるやつ?食べられるの??

沖縄サンゴ株式会社のホームページを見ると詳しく書いてあるのだが、沖縄の海で風化したサンゴの粒が「ちょっちゅね」の原材料のうちのひとつ。このサンゴ粒にはカルシウムやマグネシウムなどミネラルがたっぷり含まれているんだそう。
サンゴカルシウムと黒糖のカルシウムの組み合わせで「ちょっちゅね」のカルシウムは同じ量の牛乳と比べてなんと16倍。ちっちゃい粒にとてつもないパワーを秘めたお菓子だ。
クセになる沖縄の味
今回買った「こつぶ」の中身はひとつずつ個包装になっており、一粒の大きさは1センチほど。さっと口に入れられるので手がべたつくということもなし。

口にいれるとホロっと崩れていくような優しい食感。黒糖の濃厚すぎない優しい自然の甘さがついついもう1粒食べたくなる、後をひく美味しさだ。

サンゴと黒糖でミネラルたっぷりなのでおやつとしてはもちろん、砂糖の代わりに飲み物にいれて楽しむのもよさそう。
わしたショップでは「ちょっちゅね」の隣に姉妹品の「ちょっちゅね ピーナッツ」も売っていたので、暑い夏のアンテナショップ巡りでミネラルをちょっちゅ補給したい時に食べてみてはいかがだろうか?